先日、池上彰さんのTV番組「池上彰のニュースそうだったのか!!」
で投資が取り上げられました。
テーマは、『若者に教える「投資」のこと』
結構たくさんの方が見ていらっしゃったようで、
ツイッターの投資クラスタの間では、
「やっと時代が追いついたか!?」と話題になっていました。
このことについてYoutubeでお話ししましたので
どうぞご覧ください。
最近、このように世間で投資のことが話題になることが増えてきたのは
2022年度から学習指導要領に投資が取り入れられることに決まったことが大きいかもしれません。
社会保障制度や終身雇用制度が崩れつつある日本で
国家が国民に対して、自分でお金を用意するように促す方へ流れが変わってきています。
日本人の老後のイメージって、おじいちゃんがガードマンのバイトに勤しんでる姿とか…だったりしませんか?
それに対しアメリカ人は、夫婦でクルーザーにのって、優雅にワイングラスを傾けている姿だったりします。
若い頃は、アメリカ人より日本人の方が現金をたくさん持っているらしいのですが
アメリカ人は預貯金は少なくても、投資にお金を投じているので
時間がたって老後を迎えたときに、資産形成できているのはアメリカ人の方なのです。
全世界を見渡しても、これほど金融知識が立ち遅れているのは日本くらいです。
日本は「投資は特別なもの」という考え方が根強いですが、
外国の方から見ると、それは不思議で仕方がないようです。
私は、学校教育に投資のことが取り入れられても、
浸透するには時間がかかると考えています。
というのも、いくら学校で勉強したとしても
ガチガチに頭の固い親御さんが
「そんなもの危ない!」とか
「どうせできない」とか言うのが目に見えているからです。
子どもにストレートにお金のことを教えるのは至難の業です。
まずは、親を変えないと、子どもは変わらないです!!
日本では、汗水たらして働くことが美学であり、
投資はどこか楽してお金を手に入れるようなイメージがあるように思います。
でも、極論で言うと、汗水たらして働いてお金を稼ぐのと、
楽してお金を稼ぐのとどちらがよいかと言われれば
絶対楽してお金を稼ぐ方がいいと思うのですが
どうしてそれが”悪”として扱われてしまうのでしょう?
番組の中で20代のタレントさんが
「(投資を)今の若さでやるべきですか?」
と質問されました。
私から言わせると、そんな質問が出ること自体が残念なのです。
「若いからこそ、投資をやるべき」ですよ!!
というのも、若い頃からやるから、
少しずつ少しずつ複利で増えていくのです。
ギャンブルと投資を一緒に考えないでーー!!
投資は、利率のよい貯金ですよ!!
親御さんは、親としてお子様に「や・ら・せ・る・べ・き」です!
池上さんの番組は、「そういうところに目を向けてくださいね」ということで、
日本の皆さんが投資への第一歩を踏み出すために、
大きな意味があったのではないかと思います。
ワタクシ福田ナオミも、2021年、子ども(若者)へのお金教育に力を入れていきますよ!
どうぞお楽しみに!!